金蘭会学園 理事長 ご挨拶
母校 金蘭会学園 理事長 ご挨拶
金蘭会学園 理事長
芳友会の皆さん、平成30年度の年度初めにあたり、ご挨拶申しあげます。
この3年間、理事長として、学園の教育の質の向上とそれに基づく学力の向上を目指して参りましたが、今年度、学園は一大転換期を迎えることとなりました。
この4月から金蘭会保育園が開園し、千里金蘭大学ではスペシャル・プログラムとして小学生対象の土曜英語学校が始まりました。学園としては10年前の看護学部看護学科創設以来の新しい事業です。学園では3年後の学園を夢見て、今年度から中期計画を策定しました。
千里金蘭大学では、教員全体の25%を占める活発な新しい教員が加わり、年度初めの全学教職員ミーティングにも教職員109名中100名が出席し、雰囲気が一変すると感ぜられ、各学科は3年後を目指して新しい千里金蘭大学への転換へ始動しつつあります。国家試験成績や資格試験成績の更なる向上を目指すと共に、学生生活環境の向上を図って参ります。
金蘭会高等学校・中学校では今年は2007年以来となる入学生の減少となりました。高校・中学の教職員は危機感を募らせ、これまでとは異なる新たな魅力ある学校の姿を提示し、入学者を増やさなければなりません。偏に生徒の学力の向上に向かって教職員が邁進し、今年を一大転換期と捉え、高等学校・中学校の姿を変えていかなければなりません。
転換期を迎えるに当たって、学園が一体となって、改革に進まなければなりません。これまでの学園のあり方を徹底的に変え、学園としての姿勢を大きく変えることが求められています。学園の危機を乗り越え、更なる発展を求めて、変えるべきは変え、発展させるべきは更に発展させる姿勢が必要です。
「学んで、社会に出て人の役に立つ」建学の精神のもとに、教職員が一つとなって、金蘭会学園の改革に進んで参ります。芳友会におかれましても、ご指導、ご鞭撻、そしてご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。
平成30年4月
金蘭会学園理事長